2色法画像変換

Version 1.0.6.6

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はじめに

実際には青みがないのに青色を感じる画像というものがあります。 詳しくはランド(LAND)の2色法をGoogle先生で調べてもらうとして、 そんな画像をお好きな画像を使って簡単に作成することが出来ます。


変換

読み込み

ここが貼り付けエリアです。「ファイルを選択」の代わりに、このエリアに対してブラウザの貼り付け機能を使用することによって画像を読み込ませることが出来ます。

元画像

変換画像
色パターン

使用方法

元となる画像をファイルを選択ボタンをクリックして選択してください。 または、上記説明枠内に画像を貼り付けすることも出来ます。 青色を感じる画像を作成したい場合は、色パターンのを選択し、 赤色を感じる画像を作成したい場合は、色パターンのシアンを選択し、 緑色を感じる画像を作成したい場合は、色パターンのマゼンタを選択してください。 変換ボタンをクリックすると画像が変換されます。 ファイルに保存したい場合は画像をダウンロードボタンをクリックしてください。

選択の内容が合っていないように感じるかもしれませんが、実際に変換された画像を見ると理解出来るかと思います。 つまり、色パターンの赤みがかった画像に、 色パターンのシアン水色がかった画像に、 色パターンのマゼンタ紫がかった画像になります。

変換された画像は色パターン:赤では、RGB成分でBがRやGより小さく(=青みがない)なっています。 色パターン:シアンでは、RがGやBより小さく(=赤みがない)なっています。 色パターン:マゼンタでは、GがRやBより小さく(=緑みがない)なっています。 下記のカラーフィルター行列を見てもらってもそれが分かると思います。

また、画像を減色プログラムを使用することによって原色に変換することが出来ます。 これで中間色をなくすことが出来、この状態でも存在しない色味を感じることが出来るようです。 変換後の画像をクリップボードにコピーして減色プログラム側に貼り付け (一度ファイルに保存してファイル選択で読み込んでも構いません。)、 色パターン:赤の場合は白黒赤色パターン:シアンの場合は白黒シアン 色パターン:マゼンタの場合は白黒マゼンタの3色(2色法なのに3色なのは、2色+明暗のための黒)を選択して変換してください。

下記カラーフィルター行列を画像処理ソフト等で適用すれば、同様の効果が得られるはずです。 (例えばGIMPならば、色→色要素→Channel Mixerの設定画面。)

色パターン:赤は以下のカラーフィルター行列を使用して変換を行っています。

R G B
R' 0.5 0.5 0.0
G' 0.0 0.5 0.0
B' 0.0 0.5 0.0

色パターン:シアンは以下のカラーフィルター行列を使用して変換を行っています。

R G B
R' 0.5 0.0 0.0
G' 0.5 0.5 0.0
B' 0.5 0.5 0.0

色パターン:マゼンタは以下のカラーフィルター行列を使用して変換を行っています。

R G B
R' 0.5 0.5 0.0
G' 0.0 0.5 0.0
B' 0.5 0.5 0.0

更新履歴

バージョン 更新日付 内容
1.0.6.6 2024/01/12
  • 内部処理変更